『海が聞こえる』

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海が聞こえる


東京ではなく高知という環境の
リカコは眩しいだろうなぁ。

はづ吉
はづ吉

初めてこの作品を見たのは小学生のとき。
こんな美しく強い高校生になりたいなぁ。。
なんて思ってた。

ストーリー

海が聞こえる


大学進学のために東京へ上京してきた拓。
なんと高校時代に思いを寄せていた
リカコも東京に上京していたことを友人からの電話で知る。

リカコは高校2年生の時に
高知に引っ越してきた美しい都会の女性。

リカコと拓は高校時代どういう関係だったのか。
恋と友情の青春が詰まったお話。

登場人物
杜崎拓(もりさきたく)主人公
武藤里伽子ヒロイン
松野豊拓の友人
小浜祐実りかこの友人

読書感想文

感想

図書館で借りて読みました。📕
なんとKindleでも現在無料で読めるんですね。
もう一回読んじゃおうかなぁ。

ジブリに登場するキャラクターは
みんな強くて逞しいですね。
葛藤や不安を乗り越えてる。
みんな大人に見えてしまいます。
リカコも拓も松野くんも大人びてる。

本を読んでて
リカコってとてもわがままだなって何回も思った。笑
そしてその度に気持ちを言葉で伝えられることに尊敬する。

男性からしたらリカコって
ほっとけないし可愛いのかな。

本を読みながら、高知と都会の風景が浮かんだ。
高校生と大学生の楽しくて甘くて切ない気持ちの状況が
大人になった今理解できるからジーンときた。(もどりたぁ)
また小学生の時に読んだ時の感覚も思い出しちゃって
その時の自分に対してもジーンときた。

海が聞こえる、は私の中でとても色褪せてる。
作品自体は変わらないのに不思議ですねぇ。

本の詳細

作者氷室冴子
発売日新装版
2022年7月
料金880円
ジャンル恋愛・青春

作者:氷室冴子

1957年 北海道生まれ
大学3年生の夏に『さようならアルルカン』で

青春小説新人賞に佳作入選。