『4月になれば彼女は』

読書


読書BLOG

4月になれば彼女は/川村元気

詳細

  作者:川村元気
 発売日:2019年7月10日
ジャンル:小説

川村元気さんの過去作
・世界から猫が消えたなら
・億男
・百花


著名人のコメント

音もなく空気が抜けるように、気づけば「恋」が人生から消えている。
そんな時僕らはどうすべきか?夢中でページをめくった。
――新海誠(アニメーション監督)

こんな物騒で厄介な小説を手放しで褒めていいのか、
わたしは身を震わせる。
――あさのあつこ(作家)

ひとことストーリー

精神科医の藤代のもとに、初めての恋人ハルからの手紙が届いた。
藤代は愛しているか分からない弥生と1ヶ月後に結婚を決めていた。

印象に残った言葉

恋は風邪と似ている。
風邪のウイルスはいつの間にか体を冒し、
気づいたら発熱している。
だがときが経つにつれ、その熱は失われていく。
熱があったことが嘘のように思える日がやってくる。
誰にでも避けがたく、その瞬間は訪れる

感想

藤代と春の出会いから付き合うに至るまでキュンキュンした。
大学のカメラサークルに所属している背景もまた美しい📷

ハルは先輩と浮気してハルも先輩も最低だと思った😤
浮気する行為は許し難いがハルの気持ちも分かる。。

大きな起承転結はないがとても感じるものはあった。
共感する場面もあった。
そこをつく川村さん素敵。

このなんとなく共感が読者は惹きつけられる。
なんか分かるわ、はあ切ないわ、とみんな共感できるいい線をついてる。

映画の公開も楽しみだなぁ🎬

映画公式サイト
映画『四月になれば彼女は』公式サイト
Blu-ray&DVD 好評発売中!川村元気の“愛のベストセラー”がついに実写映画化。