『お元気ですか』

邦画
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感想

絶望を味わって生きる意味がなくなり、周りからお前が〇ねばよかったと言われて、生きたくない消えてなくなりたいと死を選択する彼女だが、偶然にも心配してくれるカップルが現れたり生きる希望をくれた人に出会う。それは彼女がたまたまそこにいたから出会えた人だし、彼女が行動したから出会えた人。人生ってたまたま起きた出来事に巻き込まれて絶望する。たまたま出会った人や場所に救われる。運命って決まってるのか自分で切り開くのか分からない。不幸なことが起きる時は起きてしまうし、幸せなことも出会う時に出会ってしまう。そんな出来事は避けられないかもしれないが、そこから良い人生にするのは自分の行い次第だなあ。どんなに絶望を味わっても決して死を選択することはしてはいけない。生きてるだけでいい。まずは生きて存在するだけでいい。そして生きていれば偶然やきっかけが救ってくれる時が必ず訪れる。この映画は希望を持って生きようと言ってない。存在してるだけで人は価値があるし、生きてる意味なんてない、生きてるだけでいいと教えてくれた映画でした。この映画を見る前に幸せのちからという映画を見ました。ホームレス生活をしながら希望を持って必死に生きる男性の実話です。せっかく生きているのだから希望を持って情熱を持って生きようと私の心は燃えていたけど、このお元気ですかを見たら生きてるだけでいいんだと思えて自分を悲観するのをやめようと思えました。自分が思い描いていた生活ができなくても、幸せな生活を突然なくなっても、生きることをやめちゃいけない。希望を持って生きれたらいいけど、持てなくても生きていなきゃだめ。ずっと不幸なことなんてない。誰かが助けてくれたり、自分できっかけを作り出すことができたり、前向きになれる時は必ず来る。突然の不運に巻き込まれて人ができることといえば、現実を受け入れることと、このまま生きていくこと、できたら希望を持って生きること。その2つだけ。起きてしまったことはどうしようもない。時間がかかっても受け入れないとだめ。現実を受け入れて、前向きに生きようと、簡単に切り替えられたら仕事も人生を上手くいくだろうな。頭では分かっているけど辛い現実から目を背けたくなるし前向き気なんて絶対になれないと思う。心底思う。でも、結局最終的には現実を受け入れる行動をしないといけないし、前向きにならなきゃ気持ちは晴れないし生きるのがしんどくなる。私はこれからの人生、幸せに穏やかに過ごしたいけど、避けられない突然に起こるであろう不吉な出来事と遭遇したら時間がかかっても受け入れなければいけないし、その時にもう消えたい人生やめたいと思う瞬間があっても、生きるのをやめてはいけない。ただただ生きてご飯食べて寝て、時間が経って落ち着いたら現実うけいれて希望を持って生きようとその時の自分に伝えたい。また落ち込んでる人を見たら気持ちが晴れるきっかけになってあげられるかもしれないから声かけようって思いました。余計な迷惑かな。。

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