『52ヘルツのクジラたち』

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52ヘルツのクジラたち


『52ヘルツのクジラたち』を観て

数年前に原作を読みました。
仕事の休憩中に最初は読んでいたけど
真剣に集中して読みたいと思って家で読んだ記憶があります。

そして映画化され配信が開始されて
映画『52ヘルツのクジラたち』を観ました。

最初は本の内容をほとんど忘れていて
「どういう展開になるんだっけ」
と思いながら観ていたのですが
物語が進むにつれて少しずつ思い出してきました。

一度読んだ本って、
忘れたように思えても、ちゃんと心のどこかに残っているんですね。

本を読み直すたびに感じます。

この映画を観て改めて考えたのは、

「家族って何だろう。」

ということ。

以前、『そして、バトンは渡された』を読んだ時も、
家族の定義が少し変わりました。

血がつながっていることだけが家族ではない。

そして今回、この映画を観て、その思いがさらに強くなりました。

血がつながっていても、
心や体を傷つける人がいるのなら、
それは本当の家族とは呼べないのかもしれない。

そんな場所からは、
一刻も早く離れていい。

反対に、
血がつながっていなくても、
安心できて、自分らしく笑える場所があるなら、
そこが家族になることもある。

この映画は、そんなことを教えてくれた気がします。

そして……

主税だけは本当に許せません。

観ていて何度も腹が立ちました。

でも、あんさんや三晴の存在には救われました。

傷ついた人に寄り添ってくれる人がいる。

それだけで、人は少しずつ前を向けるのかもしれません。

人には、自分が安心して生きられる場所があるのでしょうか。

それはいつか自然にたどり着くものなのか。

それとも、
自分で探し続けなければならないものなのか。

まだ答えは分かりません。

でも、この映画を観て、
そんな場所はきっとあると信じたくなりました。

静かだけれど、心に深く残る作品でした。

クジラの音を聴きながら眠りについています。

苦しんでる人たち、今は
誰にも声が届かなかったとしても鳴き続けてほしい。
誰かが絶対に気づいて助けてくれる。そんな時が必ず来るから。

♡𝕋𝕙𝕒𝕟𝕜 𝕪𝕠𝕦コメント💌