『真相をお話しします』

『＃真相をお話しします』 結城真一郎 | 新潮社

島育ちの仲良し小学生四人組。あの日「ゆーちゅーばー」になることを夢見た僕らの末路は……（「#拡散希望」）。マッチングアプリでパパ活。リモート飲み会と三角関係。中学受験と家庭教師。精子提供と殺人鬼。日常に潜む「何かがおかし

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ー感想ー　

なるべくネタバレにならないように感想を書きます。

日比谷のTOHOシネマズで映画を観てきました‼️6回みたら1回無料ポイントが貯まっていたので無料で見れました😊もう、見終わった後の余韻がすごかった。しばらく日比谷公園のベンチで放心状態で座っていました。。映画を見る前に小説を読んでいて、怖いシーンもあると分かっていたので身構えていたこともあってそんなにビビらずに観れました。でもぐわっとくるシーンは目を瞑っちゃいました。小説だけ読んでいたら奇妙でゾッとするけど、映画はBGMとかキャラとかがコミカルに描かれている描写もあって怖いと思っていたところが怖くなかったり、まあちょっと不気味だったけど、こういう感じの演出なんだと驚きました。

登場人物は誰がとの俳優さんなのかとても楽しみにしていました。福本莉子ちゃんや齊藤京子ちゃんはこの役だったのねーと驚き。意外にも一瞬というか数分だけしか出ていない人もいて驚き。

ストーリーはとても見やすいしどんどん引き込まれていった。

この映画のテーマというかメッセージ性はとても強かった。大森さんが小学生や中学生、高校生にこそ見てほしいと言っていた理由がわかった。

結局、人って、自分が良ければいいし、自分が不利になったら助けを求めるし、楽しかったらそれでいい。特にSNSやネットはそう。匿名だし顔わからないからって安心して平気で人を傷つけられる。人の気持ちとか深く考えずに発信できちゃう。

気軽にネットやSNSが始められるからこそ、危ない部分、怖い部分もちゃんと理解しないといけない。

そんなことをこの映画は伝えてくれた。今の時代に必要な見るべき映画だと思った。映画を見た人はみんな考えさせられたと思う。何より他人事じゃないなと思った。ネットは便利で楽しいところももちろんあるけど怖いところもある。全部自己責任だし、気をつけなきゃいけないなって思いました。

ネットのために人の都合のために利用させられてしまった人は、どこに怒りをぶつけたらいいんだろうねぇ。そして利用した人は絶対に許せませんねぇ。

純粋に楽しくSNSができてた頃は確かにありましたが、もう昔の話。SNSがある限り問題は無くならないだろうからいかに自分が気をつけるかですねぇ。

映画は面白かったし、考えされれたし、良い映画でした。

そしてエンディング。天国。

映画館で大迫力で聴けました。
誰1人とエンディングで帰る人はいませんでした。

映画体験と音楽体験を味わえました。

終わり