『怪物』

邦画

ネタバレ注意⚠️

アマゾンプライムで鑑賞。 映画の冒頭はとても奇妙でホラー映画なのかと思った。校長先生が話しているシーンは奇妙すぎて不気味で怖かった。話が進むにつれて怪しいと思っていた人も変な人と思っていた人も心を持った人間だった。観ている人たちはいまある情報源だけでいかに決め付けで見ちゃったなと思っただろう。。。そのストーリーの進み方にどんどん釘付けになっていった。最後はあそことあそこが繋がっていたんだ。とか、あの音はこういうことだったのかとか。父親やいじめっ子の原因さえなければ先生も母親もそして友達通しで仲良く過ごせた世界線もあっただろうなぁと想像しちゃう。映画の正体を見た後に怪物を見ましたが、やっぱり問題の根本の原因は悪い奴らなんだなぁ。作品と分かってても悪い奴らは本当に許せないって思っちゃう。感情移入しすぎ汗。これぞ邦画作品と感じた。この雰囲気といい温度感といい本当に作品に没入できておもしろい作品でした。安藤サクラさんの演技が本当に凄かった。ある男の作品もそうだけどとても難しい役なのに違和感がない。溶け込んでいるし感情が伝わってくる。監督も脚本も俳優さんもとても豪華で期待以上に面白かったしこれからの邦画も楽しみだあと思いました。