本の紹介
作者 喜多川秦
内容 主人公の平凡な男子高校生がある日、同じ街に引っ越してきた女子高校生と出会い生き方や人生観が変わり成長する物語。
個人的感想
私は喜多川さんの手紙屋を読んで以来、ずっと喜多川さんの作品を読んでいます。今回で7作品目。グサグサと刺さる言葉がたくさんあって一行一行大切にゆっくり噛み締めながら読んでいます。今回もたくさんマーカーをひいてしまいました。
女子高校生ハルカは人生を賢く楽しく生きる方法をたくさん知っています。それは全てハルカの父の教え。ハルカは父の教えを主人公ヨウスケに共有していきます。高校時代ハルカみたいな子がいたら毎日くっついて話を聞いたり聞いてもらったりしていただろうな。ヨウスケとハルカは夏休みの1ヶ月程度一緒に過ごすのですが一生忘れられない夏になるだろうな。。
胸に刺さった言葉

私はこの本を読んで、毎日できることライフリスト(ギブリスト)を作って、やりたいことライフリスト(テイクリスト)を作りました。書いていると今から今日からできることってたくさんあるんだなと思った。コンビニの店員さんやカフェの店員さんには必ずありがとうございましたってご機嫌に言うようにしてます。そしたら相手もさらに笑顔で返してくれることもあり幸せを感じます。
私もヨウスケと同じ感じでモヤモヤ生きていたけど、ハルカの言葉でヨウスケと一緒に成長していけた気がします。
働くことはお金を稼ぐことという概念を持っていたけど、たくさんありがとうを言ってもらえる人になることと意識して働けば何か気持ちよく働ける気がする。
私は目標を決めはすぐ諦めてしまう。目標を果たすためには色々な道があるのに(乗り物でいうと飛行機、電車、船、自転車、歩き)一つの乗り物でダメだったらもうダメだと思ってしまっていた。でも本当に色んな方法があるからダメだったら違う乗り物に乗り継いでまたスタートすればいいんだと考えるようになったらなんか頑張れる気が少しする。飛行機では短時間で移動できるが、徒歩でもめっちゃ時間かかっても一歩一歩景色を楽しめるし人との出会いもあるだろうし良さもある。飛行機に乗れないからといって目的地に行くこと自体を諦めるな!は私にとても響いた。私は人生を楽しく幸せに生きたい。それが目標。幸せになりたいなーと思っていたら幸せになれない。幸せだなあと思っていれば幸せになれると私の好きなアイドルが言っていたけど、その通りだけど幸せだなと過ごしつつ、幸せを自分の楽しいを味わいつつ追い続けたい。そのために仕事や趣味や人付き合い、時間の使い方をあたらめて考えた。挑戦して合わないなって思ったら路線変更すればいい。そう過ごしたいなって思いました。自分の強い情熱とはなんぞやと今まで考えたことなかったが大人になってさらになくなったし考えるだけ虚しいと思っていたけど私の強い情熱って何か素直に吐き出してみた。情熱は行動力の源だし胸が躍るしワクワクできるし情熱と向き合うって必要だな、と思えた。今日、明日、1年後、とやりたいことは変わるが自分で自分のことをしっかりと把握しようと思えました。